小松基地 金沢友の会のあゆみ

小松基地金沢友の会令和6年度新年会並びに記念講演

令和6年3月17日（日）　アパホテル＜金沢駅前＞

3月17日（日）16時より、アパホテル〈金沢駅前〉にて「小松基地金沢友の会」令和6年度第23回新年会並びに記念講演会が開催され、麗澤大学特別教授・元空将織田邦男様、石川県議会議員善田善彦様、石川県議会議員不破大仁様、石川県議会議員太郎田真理様、小松市議会議員川崎順次様、航空自衛隊小松基地基地司令村上博啓様、整備補給群司令石関明弘様、基地業務群司令大塚芳啓様、監理部長山路史朗様、副官髙田樹様をはじめ講演会には74名、懇親会には44名が参加されました。

講演会冒頭のご挨拶で航空自衛隊小松基地村上基地司令より「元旦に発生した能登半島地震の被災者に寄り添うという強い志をもとに災害派遣を継続していく。日本の周辺をとりまく安全保障は今、最も厳しく複雑である。小松基地でもF-35の２隊目の飛行隊の導入が決定した。各地からの支援を元に迅速に確実に着実に整備を整えていく。」と本会への感謝と、時代に対応する安全保障対策への決意表明を述べられました。

記念講演として、麗澤大学特別教授元空将の織田邦男様より「ウクライナ戦争の教訓」と題し、ご講演いただきました。「海洋国家日本は核装備をしている3国に世界で唯一囲まれている。ロシアによるウクライナやクリミア半島への侵攻は、まさに中国による台湾と日本への侵攻に置き換えることが出来る。国際法や覚書などは簡単に反故される。脅威にならない必要最小限の防衛力では抑止は効かない。核の抑止は核しかない。」と戦争が起こらないための抑止力として軍事力を強化すべきであることを改めて強く感じました。

懇親会では、村上基地司令よりご挨拶を頂いた後、川崎小松市議より乾杯のご発声を頂き、ご参加の皆様は日本の将来について語り合いながら賑やかな雰囲気でご歓談の時間を過ごされました。中締めのご挨拶は不破石川県議より頂き、会を締めくくりました。